当初の予定より遅くなりましたが、新しい本出版に向けて、出来た原稿について意見を交わし合いました。福祉大の富山オフィスの方、子育て真っ最中の大学の先生や美容師兼研究家、探求塾をしている方など参加者は様々。参加者の方々とその他にも読んで頂いている方々との対話から、さらに深めることができました。ありがとうございます。
早川先生の教員現役時代からイタズラ村の実践、今まで力を入れてきたワークショップ付き講演の内容までが詳しく語られていて、早川先生の集大成と言える本となっています。今まで関わった人と遊びを通して寄り添い、その中で、自然とどう君たちはいきるのかを問いかけてきました。
講演を聴いたことがある人には、以前の講義を振り返ったり、こんな意味があったんだ~とより深めることができる。知らなかった早川先生の一面も垣間見れたり・・
また、章ごとに完結しているため、好きな項目から読むこともできるので、早川先生を知らない人でも読みやすいものになっていると思います。
たくさんの情報があふれ、子育てに正解を求めてしまうことが多い中、先生の講演を聴いて、一緒に遊んで、感想文を通して対話し、そこから起きる様々な変化。遊びを通して、引き出された本音。そこからは、今の社会問題、子どもの叫びもたくさん聞こえてきました。様々な年代、立場の素直な感想、変化の物語がたくさん描かれているからこそ、私たち誰もの身近に感じ、すーっと入ってくるものがあるかなぁと思います。
そう簡単にはいかない問題もたくさん世の中にはありますが、希望を持って、まずは一緒に遊んでみて!!なんか楽しいぞ、やったぁ、うれしいかも、こんなこともあったな~、あっそっかぁ~ 小さな変化、小さな気付きが始まっていくはずです。
文章 助手山下
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